ラスベガス観光の楽しみ方
ラスベガスと言えば、カジノやショー、そしてグランドキャニオンへの観光拠点などが次々と連想されると思います。カジノで世界にその名をとどろかせ、2006年にマカオにその座を譲り渡すまで、カジノの売上世界一を守り続けた世界有数の歓楽都市、それがラスベガスです。
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何もない広大な砂漠の中に、忽然と姿を現すこの「眠らない街」は、大人を魅了する要素にあふれています。ラスベガスを観光する際に、外せない場所を3つ紹介します。 ラスベガスの「顔」ラスベガス・ブルバード(ストリップ地区) (Las Vegas Strip) ラスベガス・ブルバード(Las Vegas Boulevard)(大通り)の中で長さ4.2マイル(6.8km)にわたる部分を指す名称。世界最大級のホテルが立ち並び、カジノ、ショーの全てが集まる、ラスベガスの「顔」とも言えるエリアです。
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「ベラージオ」(Bellagio)の噴水、「ザ・ミラージュ」(The Mirage)の火山、「トレジャー・アイランド」(Treasure Island).のTIセイレーンなど、ラスベガスを代表するホテルの前では、時間を忘れて魅入ってしまうショーが目白押しです。その美しさ、スケール感には、圧倒されることでしょう。有料のショーでは、「オー」(O)が一番人気。世界有数のサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ」(Cirque du Soleil)が見せる人間の限界を超えたアクロバットや創作ダンスは必見です。もちろん、ラスベガスに来たら、カジノで一攫千金を狙うのも忘れずに。この「眠らない街」では、至るところで24時間カジノが楽しめます。
また、せっかくアメリカに来たのだからと、巨大なステーキを食べたくなったら、80年の歴史を持つ老舗ステーキハウス「ザ・パーム レストラン ラスベガス」(The Palm)はいかがでしょうか。人気の「ニューヨークストリップ16オンス」(New York Strip 16 once)は48ドルで楽しめます。16オンスはなんと約450g!日本ではステーキと言えば大きくても200g程度ですから、なんと2倍以上の大きさです。
昔ながらの面影を残すラスベガス・ダウンタウン
(Las Vegas Downtown)
近代的な巨大ホテルが立ち並ぶストリップ地区(Strip)に比べ、ラスベガスの昔ながらの面影を残す老舗エリア。この中心部Freemont Streetでは、「フリーモントストリート エクスペリエンス」(Freemont Street Experience)と呼ばれるネオンの洪水が楽しめます。
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1,250万個の発行ダイオードを使った電球を天井に散りばめた電飾アーケードは、24時間歩行者天国で楽しめます。その規模も美しさも圧巻です。大晦日の夜の「カウントダウン花火大会」を始め、地元商店街のイベント会場としても有名。ダウンタウン地区は、ストリップ地区に比べてホテルやカジノが小規模であることもあり、料金相場が比較的安めに設定されています。お財布にやさしいですね。
(Grand Canyon National Park)
全米で最も人気のある国立公園であり、世界遺産であり、「地球を代表する絶景の1つ」です。数千万年という悠久の時を経てコロラド川(Colorado River)が築いた全長446kmの大峡谷の威容は、見る者の言葉を失わせます。
この光景に感動しない人はいないのではないでしょうか。ラスベガスは、このグランドキャニオンから最も近い大都市なのですが、それでもレンタカーで片道5時間かかるため、日帰りの遊覧飛行ツアーが一般的です。グランドキャニオンの絶景ポイントをもれなく眼下に見下ろすことができるこのツアーは、大人気です。
ラスベガスは、宿泊するホテルも、豪華絢爛な超一流ホテルからバックパッカー向けの宿まで、選択肢が非常に豊富です。ストリップ地区なら、ヴェネチアンリゾートホテル・カジノ(Venetian Resort Hotel Casino Las Vegas)、ダウンタウン地区なら、ゴールデンナゲットホテル ラスベガス (Golden Nugget Hotel Las Vegas)などがおすすめです。ラスベガスらしい豪華ホテルで優雅な非日常を満喫するも良し、宿泊代を節約してカジノの勝負に資金を投入するのもまたひとつの楽しみ方だと思います。自分らしい楽しみ方で、ラスベガスを堪能してください。